プロジェクトの背景と概要
本レポートは、HeligateがSONY VAIO Offshore Development Center(ODC)で実施したアプリケーション開発プロジェクトのケーススタディです。主にVaio CareとVaio Paperという2つのアプリケーションの開発について解説します。
顧客が直面していた課題
- 既存のWindows Metroプラットフォームへの対応。
- 新しいデバイス(タブレット、オールインワンPC)の研究開発への対応。
- アジャイル開発プロセスにおけるチーム連携と進捗管理。
- 深いOSレベルでのAPI利用による技術的な複雑性。
- ペンやタッチスクリーンへの対応。
- 競合製品(OneNote)との差別化。
提案した解決策とアプローチ
- Frontend: C#/XAML (MVVMアーキテクチャ) を採用し、Windows Store Appとして開発。Pen & Touch screenに対応。
- Backend: C++, C# でサービスを構築。Vaio Diagnostic service, Vaio status service, Vaio agent serviceなどを実装。WCFを利用した通信。
- Database: OneDriveを活用してデータのバックアップと共有を実現。
- AI/ML: 図形描画における予測アルゴリズムを使用 (Vaio Paper)。
- Infrastructure / DevOps: アジャイル開発プロセスを導入し、3週間ごとのスプリントを実施。CI/CDパイプラインの構築。
導入技術と得られた成果
- Vaio Care: 10ヶ月でプロジェクト完了(当初の予定より2ヶ月短縮)。82 KLOCの開発規模。
- Vaio Paper: 6ヶ月でプロジェクト完了。75 KLOCの開発規模。
- ペンとタッチスクリーンへの対応により、ユーザーエクスペリエンスを向上。
- Windows Storeアプリとして配布することで、利便性を高める。
- アジャイル開発プロセスによる柔軟な対応力と迅速なリリース。

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